Team-Cの「新・大会日記」 −白馬乗鞍F1編ー

2003/09/01UpDate


 冷夏冷夏の変な夏・・・。お盆を過ぎても前線が日本列島に寄り添うように居座って、「暑い夏は何処へ行った!!」って感じの2003年の夏でした。8月30・31日に開催された白馬乗鞍F1も、結局この天気に思いきりやられました。


祈りムナシク・・・!!

 8月30日〜31日に開催された白馬乗鞍F1。レディース優先ステージとして、かつてはレディースカップとして名を馳せた大会は、豪華なパーティーがウリってことで今年もエントリー。でも、女性優先だから、当然ながら取り巻き?の男性陣のエントリーも多く、とっても競争率の高い大会になってしまった。そして、我がTeam-Cの男性陣もご多分に漏れず、早風くん、初陣予定の鍋島くん、西尾くんがセレクションでアウト!!強運?なのか悪運?なのか、Pikaichiだけがセレクションを通過して、端からは「ハーレム!!」と称されながら、大会に挑むことになったのでございます。

 今回の大会参加メンバーは、Pikaichi(今年3戦目)、貴ちゃん(今年3戦目)、まっきー(今年3戦目)、由起ちゃん(今年4戦目)の4名に加え、おなじみとなみ野Team-Gの直猿こと直ちゃん(今年4戦目)の5名。だけど、直ちゃんは前日から現地入りの気合の入りよう。

 当日は朝から小雨模様。回復する可能性も低く、かなり「ダメダメムード」ではあったけど現地に向かったのでございます。今回は祈りが通じなかった・・・。(もしくは、祈らなかった???)

この天気図であえなく雨・・・(出典元:気象人サイト)

キャンセルです・・・

 基本的に、飛べる事を前提にスケジュールを決定しているので、現地には7時40分頃に到着。でも、小雨模様。受付は8時からだが、こんな状況なので慌てる必要もなく、「早く着きすぎましたね」の言葉がジワジワと効いてきました。(笑)
 でも、一応GPSを持って受付を済ませ、開会式の場所に移動。競技は無理なので、レスキュー開傘シミュレーションを行う事に・・・。女性が積極的に体験していましたね。良い事だと思います。Pikaichiもおせっかいと知りつつ、扇澤仕込?の体験者を回転させる役をお手伝いしました。顔にキックされなくて良かった。
 その後はGPSの使い方の講習会に移りましたが、飛べそうと言うことで希望者のみの参加。ほとんどの選手は飛びに行ってしまいました。(まぁ、それが普通か・・・)

パーティーで飲みすぎて・・・

 パーティーは午後6時から。それまではご飯を食べたりお風呂に入ったりでゆったりと過ごしました。貴ちゃん、まっきーの2人は、白馬界隈をリゾート気分で観光してたそうです。時間の使い方がお上手ですね。お嬢様方・・・。

体験で作ってきた自慢のアクセサリー??

 で、Pikaichiはと言うと、ビールは飲まないようにして、いきなりワインでスタート。これが失敗の始まりだった。結構口当たりの良いワインだったんで、知らないうちに大量に消費していたようです。どれくらい飲んだのかわかりません。Pikaichiはホントにお酒は飲めないんですが、明日もどうせ飛べないのは確実って言うのもあったためか、場のムードに流されて飲んでしまったみたいです・・・。^_^;

料理に群がる選手たち・・・

ワインにやられた!!

 はぁーっ!書くネタがないんで、恥をしのんで書いときます。(笑)
ホテルを出るまではまだまだ意識もハッキリしてたんですが、宿に帰る途中から異変が訪れ、後は地獄へまっしぐら・・・でございました。吐いても何も出てこないほど吐きました・・・。^_^;
 同行してくれた女の子たち。迷惑かけてごめんなさい。m(_ _)m

大会はキャンセルです!!

 2日目も朝からザーザー降りの雨。当然のことながら大会はキャンセル。Pikaichiは2日酔いの身体を引きずりながら帰路につきました。(と言っても、この日もTeam-Cの女の子たちは、リゾート気分でお土産屋さんとか、いろいろ観光してたんですけどね!!)

哀れ・・・。雨に濡れるF1フラッグ

番外編・・・意見交換

 今回の大会では、F1のルールに関して選手同士で意見交換が行われました。特に問題となる点と言うのは、GPSに関することなんですが、「早くシリンダーにして欲しい!」とか、「シリンダーに対応していないGPSの人も多いから現状のままで良いが、目視で回って来てGPSで判定するのはおかしいから、GPSを見て回ってくるようにアナウンスすべき」と言う話題が中心でした。
 これに関してはPikaichiにも持論がありまして、F1リーグ自体がどう言ったコンセプトの大会なのか?をもう一度再確認し、それらを考慮しながらルールの整備が必要だろうと思っています。個人的には、初心者も気軽に参加出来る懐の深さをいつまでも持っていて欲しいと思うし、同時にベテランにも楽しめる競技内容であって欲しいとも思います。
 そんな中での問題点を考えてみると、前述したとおり、「目視でパイロンを確認し、回り込んでくれば良い」と言うアナウンスは問題ありと思います。初心者に多くを求めるのは難しいと言う考え方は理解しますが、それにはFAI90度セクターにおける確実なセクター範囲を目視で確認出来るスキルが必要になるし、目視は基本的に非常に曖昧です。しかし、判定はGPSのログデータ。これはスケールが違いすぎですね。「ちょうど良い湯加減でいいよ」と言っておきながら、「40℃もあるから熱すぎるよ!」と後で言ってるようなものです。
 シリンダーにしてしまうと、それに対応していないGPSの選手は、GOTO設定することで対応可能ではあるけど、選手みんながその覚悟?(と言うか意識)があるかどうかが問題です。空中でGPSを操作することに抵抗はないのか?
 いっそカメラに戻せばいいとの選択肢もありますが、やはり安全面で言うと手を放さないで済むGPSが便利か?

 結局、こう言う話はより多くの選手の意見を聞くことがとても重要です。一部の人達が自分の意見を多くの選手の代弁のごとく振りかざしてはいけません。特に、言いにくいでしょうが初心者や経験の浅い選手が、もっと声を出すべきだろうと思います。F1はそう言う場所だと思います。ベテランは、ハッキリ言ってルールを理解していれば、知識や経験によって工夫することで、ある程度マイナス面をカバーすることは出来るはずです。そうして行かないと、新しい人達がリーグに入って来なくなるでしょう。もちろん、今はセレクション連発するほど人気があるわけですが、それに胡坐をかいてはいけないでしょう。私はむしろ「参加したいのに出来ない」ことの方が大問題だと思っていますが・・・。

 この件に関しては、Pikaichiも首を突っ込んでいますので、意見があればメール下さい。何でもいいですから。遠慮なく何でも言って下さいね。そう言う「声に出す」ことがすごく大切だと思うから。後は、意見を集約して交渉するのか、それともそのまま言いっぱなしで終わるのかはわからないけど、多分良い方向に向くように動きが出ると思います。

意見は pikaichi@pikaichi.info

 やっぱり、「楽しくなければF1じゃない!!」って思うから、よい遊び場にしていきましょうよ!!


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