Team-Cの「新・大会日記」 −五竜F1編ー

2003/06/23UpDate


 梅雨真っ只中の日程で。「ホントに大丈夫か?」と思っていましたが、季節外れ?の台風のおかげか飛ぶことが出来た五竜F1。さて、いかがなことになったやら・・・。


今回もお祈りしました・・・!!

 今回は6月21日〜22日に開催された五竜F1。いつもは6月上旬の入梅間際に開催されていて、昨年は都合で10月に開催されたんだけど、今年はなんと梅雨真っ只中の6月中旬。普通なら、「そんな時期にやらないでよー!!」って感じなんだけど、やっぱりって言うか、順調に梅雨入りして週間天気予報も芳しくなく、おまけに台風までやってきて・・・。みんなに「祈りなさい・・・」って心境でございました。

 今回の大会参加メンバーは、Pikaichi(今年2戦目)、貴ちゃん(今年2戦目)、まっきー(今年2戦目)、由起ちゃん(今年2戦目)、早風くん(今年2戦目)、サポート&裏F1で高井さん、知ちゃんの7名に加え、おなじみとなみ野Team-Gの直猿こと直ちゃん(今年2戦目)の8名。

 当日は、天気も回復して晴れベース。ただ、風は上層が西、白馬界隈は北も入る予報で、日中の風の強さだけが心配でございました。

受付、今回は清さんと文字さんがGPS担当

日焼け大会か・・・

 受付を済ませ、開会式がテレキャビン乗り場前で行われました。その後、すぐにテイクオフへ移動。上空の雲は西からかなり速い動きで東へ流れていく。谷筋の風は北がメインとのことで、清さんのエリア小谷やお隣八方でさえも、上がるのを見合わせるほどの強さらしい。テイクオフに着くと、風は前から入ってるけど、時折強めに吹き込んでくる。で、後を見ると雲がこちらに流れてきて、「西風強いねぇ・・・」って感じで。そんな状況なので、当然のことながらウェイティングと相成りました。

天気は良かったよ・・・

 待てども状況は変わらず、ジリジリ照り付ける陽射しに五竜のテイクオフは日焼けサロン状態。もちろん、準備のいい女の子たちは日焼け止めでケアしてたんだろうけど、Pikaichiはこの日はそんなこと忘れていたので、しっかり日焼けをして真っ黒くろすけになりました。夜にお風呂に入ったら痛かったよぉ。
 そんな中、エアカッシーの柏木さんは、ダミー代わりに飛んではアクロを披露して楽しませてくれました。

キャンセルです・・・

 待って待って12時半過ぎにタスクが一旦発表されました。タスクは

TO-A-D-B-F-B-F-B-G-E(GOAL)

の12.2Kmのスピードラン。でも、風の状態がまだまだ安定しないと言うことで、ゲートはオープンしないとのこと。そそくさと準備して、ゲートオープンに合わせて飛び出そうと思ったが、なかなかゲートが開かない。それどころか、またウェイティングが告げられてしまった。

最初に発表されたタスク(左)と、修正されたタスク(右)

この状況では成立も厳しいので、タスクが変更されました。変更されたタスクは

 TO-B-F-B-F-B-G-E(GOAL)

の10.4Kmのスピードラン。でも、ランディングの風が悪く、なかなかゲートが開かない。結局、タスクはキャンセルされて、自信のある選手だけ飛んで降りてもいいと言う事になった。が、多分みんな飛んで降りたんだよね?はっきり言って「もう何でもいいから、はよ飛ばしてくれー!」って感じだったもんね。腹減ったし・・・。

田口くん(左)と呉さん(右)

せめてパーティーぐらいは・・・

 パーティーは午後5時から。タスクが出来ない日は話題に困るんだよねぇ。普通なら「あそこでどうだった」とか「あれはなかなか良かったな」なんて話になるんだけど、まぁ、こればっかりはしょうがないな。みんなで楽しいお酒を飲むしかないよねぇ。でも、今回とっても嬉しいことがありました。あの常泉さん率いる三ケ日チームの美和ちゃんが、Pikaichiと話をしたいと言ってテーブルに来てくれました。ついでに、常さんは、うちの由起ちゃんのファンみたいで、いろいろちょっかい出してましたけどね。結局、いろいろ話をしたら、「なんか常さんといっしょだぁ」とか言われて、ただの「スケベおやじ」だってことがわかってしまったようでした。^_^;
でも、Pikaichiも常さんには「同じニオイがする」と思ってたので、「やっぱりそうなのね」と納得しておりました。(笑)
個人的な話ですみませんが、美和ちゃん、これ見てたらメール下さい!!そっちで盛り上がってる掲示板とかのURL教えて下さいな。もちろん、メールじゃなくてもうちの掲示板にカキコしてくれてもいいです。よろしくです・・・。

ちゃいさん嬉しそうだね・・・

ツーショットのはずが、いつの間にか・・・!!

疲れたので早めに寝ました・・・

 夜は宿で反省会の予定でしたが、タスクやってないから反省しようがない。それに、朝早かったし長いウェイティングに疲れたし、足はだるいしでお風呂に入って寝てしまいました。そうそう、宿は栂池PGスクールの後藤さんのところにお世話になりました。ありがとうございました。

後藤さんです(左) 高井さんとPikaichi(右)

2日目

 今日はうす曇。高層雲が張っている。天気予報では晴れ後曇ってことだったけど、今からこんな状況じゃ去年と一緒じゃん。不安がよぎる・・・。

 今日は早めにタスクを決めてしまうらしい。タスクコミッティーが召集され、成立させることを優先に10Km程度のタスクが組まれた。タスクは

TO-D-A-F-B-J-E(GOAL)

の10.2Kmで、しかもRace to Goalをやるとのこと。状況的には渋そうなので、後からもし条件が好転しても、最初に飛んだ人の努力に報いようと言う配慮らしい。高層雲も取れ始め、なんかレースが出来そうなムードになってきた。Pikaichiはスピードランよりもゴールレースの方が好きなので、これは嬉しかったです。

なんと、Race to Goalです

ミニマムが遠い・・・

 ゲートオープンは9時50分、スタート時刻は10時20分ってことで、やっぱり早めに空中に居た方がいいだろうということで、すぐに出られるように準備。でも、状況は渋くてステイするのがやっと。時々高く上がるものの、カキーンと上がるようなサーマルは皆無。それでも、ゴールレースと聞いて焦ってたのか、Pikaichiは出たくてしょうがなかったな。そのせいか、慌てて出ようとして前の選手の機体にアクセルバー引っ掛けてしまって。済みませんでした。Pikaichiの前に広げてた選手の方。ゴメンなさいです。m(_ _)m

 出てみたらやっぱり厳しい。テイクオフ前でしばらくは粘ったものの、結局見切りをつけて飯森へ移動。でも、ここも全然使えなくて、どんどんランディングの方へこぼれる始末。ここで最後の悪あがきをして、スタート時刻を回った頃には何とかサーマルで1300mくらいまで高度が回復したので、とりあえずスタートだけしとこうと思ってDへ向かった。が、安定して沈下しながらDを回って元の場所に戻るもなかなか上げられず、状況も厳しくなってなす術もなくランディング。で、リフライトしました。でも、こんな時って何やってもダメで、全然タイミングが合わない。リフライトでは飯森で1550mくらいまで上げてDを取りに行ったけど、Bに戻したらリフトに見放されて、またランディングの方へこぼれて。47スキー場のサーマルで命を繋ぐものの、どんどん八方方向に流されて、戻るとまた低い同じ位置と言う素人みたいなことまでして、結局はまたまたランディング。あー情けな・・・。
 こんな日でもゴールする人がいるんだよね。すごいですよ。3人の選手がゴール。素晴らしい!!お見事です。でも、Dの次がAと言う標高の高いパイロンだったので、みんな遠いA、遠いミニマムだったようです。Pikaichiも、ミニマム小僧にもなれませんでした。で、結局、ミニマムが足りずに不成立になってしまいました。

上がらなかったよなぁ

次こそは・・・

 結局、F1としては不成立となり、本日の成績での表彰になりました。(リザルトはオフィシャルHPで確認してね)

今回Team-Cは、みんな仲良くDまででした。まぁ、こんなこともあるわいね。

入賞したみなさん

おそろいのTシャツで

 この後は梅雨明けまで飛べそうにないけど、夏が終わる頃には白乗F1。さぁ、気を取り直して楽しく行こう!!

今年も立山Team-Cが熱いぜ!!(と行けないかもなぁ・・・どうかなぁ)


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