Team-Cの「新・大会日記」 −ARAI F1編ー

2002/09/15UpDate


 ようやく今年2回目の大会日記更新です。今回は8月24日・25日に開催された「ARAI F1」の模様をリポートします。(今回は写真なしです)


今回はTeam-Gのみなさんと・・・

 8月24日〜25日に開催されたARAIサマーカップF1。今年から新設された会場で、エリアは新潟県新井市にある有名なARAIスキーリゾート。Pikaichiは当然ながら行ったこともない初めてのエリアなのですが、今回は獅子吼F1のセレクションに落ちたこともあり、慌ててエントリーしたのですよ。

 今回の大会参加メンバーはPikaichiだけ。なので、となみ野のTeam-Gのみなさんに同行させていただくことにしました。改めて参加メンバーは、Team-Gのプロデューサー、Nori-Gこと則島さん、古くからコンペで名を馳せたスッチーこと砂田さん、今年から則さん率いるTeam-Gで大会参戦してる直猿こと瀬川さん、ルーキー優先ステージと言うことで参加された鳴ること鳴海くん、獅子吼からはご存知五十嵐さん、不破さんと、長い長いヨーロッパ滞在から帰国したてーちゃんこと杉本英代ちゃん。(てーちゃんはダミー志願)

飛べないと思ったら・・・

 朝から雨は降ってないもののコンディションは下り坂。昨日の予想でも、今日は午後から前線が通過するので、飛べるコンディションにはならないだろうと言う予測で、Pikaichiは飛ぶ気などさらさらなく、とりあえず行ってみよう程度のノリ。現地に着いても飛べないと決めていて、「勝負は明日」モードに入ってしまってました。受付でGPSのパイロンデータをMLRに入れてもらったが、座標データがおかしくなる。UTMフォーマットに変換して見ると、ゾーンが全然違っている。とりあえず、ガーミンでは問題なかったので、ガーミンを持ってる人からGPSを拝借し、UTMフォーマットでMLRで手打ちで移植する。このデータを他のMLRを使用するてーちゃんや不破さんに、テイクオフまでの移動する間中伝えてたので、周りの景色を見ることなく、テイクオフ下に着いてしまった。

もうこの坂いやーーー!!

 バスを降りて唖然とした。なんと、ここからテイクオフまでは担ぎ上げだと言う。しかも、結構な斜度の斜面を50m以上登る。(Pikaichi的には100mくらい登った気がしたが・・・)これは相当キツかった。登りながら、「リフライトなんてご免だぜー」って思ってたが、リフライトする羽目に陥ってしまう。はっきり言って、もうこのエリアには来ない。少なくとも担ぎ上げが何とかなるまではね。

 テイクオフについてからは、呼吸を整えるのに精一杯。みんなゲート前に並んでるが、ハッキリ言ってもともと飛ぶ気もないままテイクオフに向かい、しかもかなりキツイ登山まがいのことまでさせられたので、本日のエネルギーの70%は使ってしまった。既にどうでもいいモード・・・。

 ダミーのてーちゃんが良い飛びをする。さすがヨーロッパ帰りの飛び。(ってみんな言ってた)
タスクが10Kmちょっとのスピードランに決まる。ゲートが開いて、トップ数人が出ると、意外にも条件は結構良い。最初に出た連中は雲低につけ、デパーチャーをとってスタートして行った。Pikaichiが出られたのはそれからかなりの時間が経ってから。結局、渋い時間帯にあたり、ソアリングなどさせてもらえずにランディングまで直行だった。通常なら、即リフライトに上がる決意があるのだが、今回はさすがに躊躇した。でも、Pikaichiが降りてから出た則さんや五十嵐さんは高く上げてタスクをこなしているので、成立する可能性もあるから仕方なくリフライトを選んだ。でも、リフライトも条件には恵まれず、弱いリフトでステイするも上げることが出来なかった。獅子吼といい、ARAIといい、渋い状況ではVERTEXは全くと言っていいほど浮かない。もう限界を思い知らされた・・・。

結局は不成立

 で、結局はゴールした選手がいなかったこと、ミニマムが足りないことなどで、この日は不成立になった。風呂に入って宿に入ってくつろぐことに・・・。夜のパーティーでも、Team-Gのみなさんと共にわいわいがやがや。なかなか楽しかったですよ。
 明日は成立する可能性が高いので、さっさと寝ることにしましたが、部屋には今大会の競技委員長である板垣さんが乱入中で、なかなか笑わせていただきました。はい。ハングもパラもリジッドも、上手い人はみんなスケベなのねって納得した出来事でした。(笑)

2日目

 夜中の凄い雨の音で、うすうす今日はダメだと思っていた。朝目覚めても雨は降っており、今日はキャンセル間違いなし。それでも、あのテイクオフまでの道程を考え、Pikaichiの大会史上初めての「カップラーメンが朝食」という、とにかく食っておかねば身体がもたんって感じでしっかり朝食をとった。受付後、長いウェイティングに入るが、結局は雲低も回復せずでキャンセルが決まる。残念・・・。昨年から更新してきたTeam-Cが参加する大会は必ず成立する記録も、遂にここで途切れることになってしまった。

やっぱ来年は行かないだろうな・・・

 昨日の順位で表彰され、ARAIサマーカップF1は終了。パーティーといい、スタッフの方々といい、ホントに一生懸命やってくれて、とっても感謝しております。エリアもちゃんとした条件で飛べば、さぞかし凄いポテンシャルを持ってるんだろうと言うことはよくわかります。でも、Pikaichiはやはり来年は行かないでしょう。大会にはもちろん行きたいけど、担ぎ上げはキツイです。軟弱者のPikaichiには特にキツイ。
と言う事で、ホントにキツイ大会でした。でも、楽しかったですよ。
 Team-Gのみなさん、お世話になりました。またご一緒させてくださいね。

では、今回はこのへんで・・・。


戻る

Copyright (C) 1998-2002 pikaichi.info.All Rights Reserved