今シーズンを振り返って・・・

大原 由起


 昨年8月P証取得。他のエリアにビジターフライトに行っても狭い範囲でしかフライト出来ない自分に愕然とし、他のエリア慣れと度胸をつけたい!と思い、周りの人の勧めも有り、今年はF1参戦にチャレンジすることにしました。

 今年は五竜、白馬、立山、朝霧と4戦参戦しました。5月の五竜はグライダーを買い変えたばかりでテイクオフに自信がなく、心臓バクバクでした。ゲートオープンのカウントダウンを聞いてガチガチになっていました。結局3回スタチンの上、全選手の中一番最後にテイクオフ。五竜サーマルに苦しみながらも自分らしい飛びができ、ゴールはできなかったものの満足の行く大会でした。

 9月、白馬。1日目は自分で意外なところまで飛べホクホクしていました。偶然タイミングが良かっただけなんですけど・・。1日目は不成立でした。2日目、テイクオフのぴりぴりが自分にまで乗り移り、緊張しまくる、スタチンする、落ち込む・・・の悪循環。そんな状態でテイクオフした後待っていたのはF1ガーグル。上がりもしない下がりもしない20〜30機のガーグルは回していると言うより回されている・・・。じりじりと高度を落とし、その間に目の前でグライダーが潰れるのを見てビビり、荒れたコンディションに半べそ。自ら進んでランディング場に向かいました。自分の弱いところを教えてくれた大会でした。

 10月、立山。準備の段階から楽しみで迎えた大会でした。初めてテイクオフでリラックスして飛び出すことができました。1本目はぶっ飛んでしまい、リフライトもスタートパイロンのみと結果は散々でした。それでも、フライト中すごく楽しかったです。自分より高く飛ぶ選手を見て、"あの人があそこまでいけるのだから私もいけるはずなのにどーしてあがんないのよーくやしー!!"と思いながら、"いつか私もあの高いところにいけるはず。"とも思い、なんだかとってもうれしくなっていました。

 そしてファィナル!!今回はテイクオフでなぜか過度の緊張をしませんでした。それよりむしろ"あー早く飛びたい!!"と思っていました。4戦目にしてやっと"大会前の飛ぶ気持ちを作ること"が出来るようになったようです。フライト内容はと言うと、斜面際のサーマルを捉えきれず、斜面磨きの1時間。スタートも切れずでした。自分の苦手なサーマル、地形、自分のセンタリングのマズイ点が分かって、それはそれで有意義でした。

 4戦と数は少ないですが、1戦1戦いろんなことを体験でき、楽しかったです。他のエリアの人ともおしゃべりしてお友達も出来たし、有名人にも会えるお話も出来る、大会はそんなところも楽しかったです。(そっちのほうがメインだろ!!とツッコミ入りそう・・・。)そして、何よりも一緒に参加する仲間がいたからこそ、こんなに楽しく大会に参加できたのだろう、と思っています。

 4戦中、結局、1戦もゴールできず。ううう・・。来年はとにかくゴールだな〜。あせらずマイペースに楽しみながら上手くなっていきたいです。来年のF1は五竜、獅子吼、立山は最低限出たいな〜。(あとは勤務表次第です・・。婦長さんヨロシク・・。来年になってみないと分かりませんが。)自分で納得できる結果が出るまでは参加したいと思いますのでTeam−Cの皆さんどうか来年もよろしくお願いしますね!これからも、ガンガン飛びましょう!


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