今シーズンを振り返って・・・

西尾 忠士


 今年の3月頃の頭ん中ではF1には9月から、白馬乗鞍、立山、朝霧の3戦に出ようと思ってましたが結果として白馬乗鞍、立山の2戦でした。

 白馬乗鞍で印象的だったのは密集状態のガーグルです。どこった辺にサーマルが出るのかわかんなくて、また誰かが上がって行く時にその下に付くのはごく普通の事だと思いますがこの時はよくわかんない状態でした。みんなが集まってくる中で、他の所で回していた人が上がって行ってたのかな?
それはともかくとして長い時間、他機警戒の中回し続ける。フリーフライトならとっとと逃げてるとこですがそこは大会、けっこういました。確か昨年の時は「大会んときあの輪の中に入れってか?」と引いてた事を考えれば
自分なりの慣れを得られた、いい体験だったと思います。

 さて立山ですが、いつも飛んでるとこだからゴールもできちゃったりしてと甘い考えでしたが、やっぱ甘かったです。ホントは我慢、我慢で少しでも上がるとこで高度を維持すべきだったのかリフライトするも全然変わり映えの無い内容で、しかもフイルムになんにも映ってないという初歩的な前段でつまずいているという結果でした。これもまた高い授業です。収穫といえばこんなもんです。

 年間通して感じているのが今年は飛んでる本数少ねぇなぁってとこです。言い訳がましいようですが。これは最初からわかってたことですが「競技に出るぞ」と思っている人達と比べて明らかに準備不足。本数をこなせば良いというもんではないとも言えますが、それでもやはり経験や、前回はこうだったという根拠がない勝手な解釈で結果オーライだとしても自分のバックボーンが存在するというのは強みであるといえます。

 これを補うには言葉として教えてもらえなくても(もちろん教えてもらったほうが早いんですがそれを理解し実践できるかどうかは別の話ですし)コバンザメのように後につんだっていって自分の感覚からの操作と他人の飛び方がどう違うか、同時刻同サーマルでみて見るのがやっぱ良いのでは。
そんな事を考えてると大会では眺めてる時間に費やされテイクオフの順番がズルズルと遅くなってたりしてました。これを石橋を叩いていると捉えるか、消極的と見るかは結果が出てないとこを見ると後者のようです。真似をするにも技術は必要ですしね。

( あんまし反省めいた事を書いてると暗くなってくるんですが、他のメンバーはどんぐらい書き込んでるのか気になってきました。)

 さて来年14年度ですが、懲りずに参戦しようと思います。そういえば今年のフライト本数ですが31本(11/22現在。冬場も含めて)です、だと思います。この数字が来年飛躍的に伸びることがないということだけは確実に予想できます。(注.ぶっとびで本数を増やすという事をしない限り)ということはその内容をどれだけ濃くすることができるか?ということでしか対処できないんですが・・・。とりあえず高く飛んで移動できた、ということでなくてその時その時で課題を持って飛ぶ、フライトログもその日に書いてフライト内容を見直す、そんなとこでしょうか。そんなんでいいのかと突っ込みがきそうですが、センタリングでサーマルのコアを確実に捉えるとか、潰れに対してのコントロールとか、技術的な内容を具体的な言葉として書き込めないのも今の自分を表しているようです。

 そういえば今年はゴールドパスを取りつつも美女平に行けなかったし、よそのエリアでしくじりランディングをやらかしたりと反省材料が多いなぁ。

> 来年に向けてのモチベーションアップのためにもよろしくです。
 この原稿の趣旨はそうでしたね。課題は課題ということなんですがF1に関しては4戦くらいに出れたらなと考えてます。5、9、10、11月頃のを。
 そう言えば自分が参加してない時はなんか気持ちが外れてしまってたんでこれも考えものです。
 なんか改めて書いてると恥ずかしいんですがそんなわけで頑張っていこうと思いますんでメンバー、そのほか私達を支えてくださっている方々応援宜しくお願いします。


戻る

Copyright (C) 1998-2001 Pikaichi.All Rights Reserved