Team-Cの「新・大会日記」 −JAM勝山F1編ー |
2001/08/27UpDate
F1夏の陣もいよいよ大詰め!!今回は8月25日・26日に開催された「SkiJam勝山F1」の模様をリポートします。
北陸シリーズ第2戦・・・!!
今回は、8月25日〜26日に開催された、福井県のスキーJAM勝山エリアで開催されたJAM勝F1。F1リーグの10戦目になる大会は今年で3回目。一昨年は不成立だったが、昨年は成立し、更に昨年のJリーグでは勝山城や大野市方面を使った50Km級の大きなタスクも成功させているポテンシャルの大きなエリア。しかも、リゾート地とあってロケーションは抜群で、飛ばなくてもリッチな気分を味わえること請け合いだ。今年の北陸F1シリーズの第2戦となり、気合十分で現地入りしたのでした。
今回の大会参加メンバーは、Pikaichi(今年4戦目)、佐藤さん(今年3戦目)、広野さん(今年3戦目)、山岸真紀代ちゃん(今年3戦目)の4名。Team-Cメンバーがエントリーする大会が全て成立するジンクスは、今回も守られました。
現着したのが8時過ぎ。Pikaichiは家族連れで行ったので、今日の行動の打ち合わせをしてから受付開始。今回も強豪選手が多数エントリーしてて、なかなか楽しい大会になりそうだ。伊吹の林さんや、昨年のチャンプ薬師寺君、白馬乗鞍の岩沢君等と挨拶しながらテイクオフ行きの車を待ちました。
待ち時間です・・・
テイクオフでは、簡単に注意点の説明と競技の説明が行われ、そのうちにダミーも出るが渋い条件。しばしの様子見モードとなりました。
ブリーフィング
ダミーが出るがなかなか上がらない。競技委員長のがんこおやじこと松原さんも思案顔だ。読み切れない条件の中で、とりあえずセットされたタスクは
TO-B(料金所・DP)-TO-A(アンテナ)-TO-Gorl(LD)
の12Kmと言うもの。ダミーの上がりだけを見れば、、確かにこれはギリギリのセッティングだろう。
タスクボード
条件好転!!
12時ゲートオープンとなり、一応Team-Cでミーティング。とりあえずこの時は、「条件はそんなに良くない印象だが、そんなことはないはず。きっと良い条件になるので、早めに空中に居たほうが良い」と言う申し合わせをしてゲートに並ぶ。広野さんが男を見せて?TOPでテイクオフ。そのまま左の谷に入り、上手く上昇して行く。この状況を見て条件は良くなってきてると判断。Pikaichi、佐藤が出る。
TOPでテイクオフした広野さん
ここからはPikaichiの独断で書かせてもらいます。Pikaichiは12時10分頃にテイクオフし、スタートを切ったのが12時22分。この時は、テイクオフで標高1400mまで上昇して雲低に付けました。今日のコンディションならばこれで上出来で、この条件が1時間くらい続くのかなぁと思っていました。とりあえずスタートを切りにB(料金所)に向かいました。ランディング付近でも良いサーマルがあって上げ直してからスタートを切りました。まだこの時点ではそれほど選手も多くなく、みんなテイクオフ周辺にたまって上げている状況。Pikaichiは、ランディング付近のサーマルに戻って上げながらTOに流して戻り、A(アンテナ)に向かうべく高度を稼ぎました。この時、同じサーマルにまっきーを発見し、「ガンバレー!!」と声援を贈ってあげました。(笑)
や・ら・れ・た!!
Aに向かう為にTOを離脱した高度は1300m。低いのは承知でしたが、ランディング付近で上げ直せると思って前に進む。しかし、リフトに当たるもののしっかり上がるサーマルはなく、ランディング上空で1100mまで高度が落ちてしまった。料金所上空でも回している機体があるのでそのまま突っ込むが、ここもそれほど上がらない。仕方ないと言うか、アンテナに誘われる?ように低いままAに向かってしまった。高度は1000mを切ってしまい、もう引き返せない。リフライトも覚悟でそのまま突っ込み、アンテナを撮ったときは900m弱と言う自分としてはきわどい高度。帰りは料金所付近の機体を目印にサーマルを探しながらコースを選ぶ。まさしく料金所の真上辺りでサーマルに入り、丁寧に回しながらランディング付近まで流し、高度900mに回復したところでTOへ向かった。テイクオフのパイロンは、フレームに収まりきらないほどの大きなもので、自分もあわやトップランか?というほどのギリギリのアプローチ。しかし、撮影できればそのままアクセル全開でゴールへまっしぐらなので我慢して突っ込みました。目論見通りTOをクリアしてそのままゴール。時間は12時52分。本日のファーストゴールでした。直後に佐藤さんもゴール。
ゴール直後の佐藤さん
ランディングしてからそれは起きました(と言うか、Pikaichiが回っている間に既に起きていたのですが)。Aに向かって遥か高い位置を移動するパラの集団が・・・。あれはどう見ても相当高い。しかも、雲は料金所付近まで張っており、その下は明らかにリフト帯になっていること間違い無し。早まった・・・。きっと、あの集団の中からトップタイムがでるのだろう・・・。(悔しいよーー)
ランディング上空の選手達
しばらくすると、まっきーが降りてきた。てーちゃんも。そして、次から次へと選手が降りてくる。テイクオフ周辺に居た選手達だ。どうやら、テイクオフ近辺は一旦垂れたようで、低い位置に居た選手はのきなみ降ったらしい。まっきー、てーちゃんはアンテナまで行ったそうだ。その後、広野さんも降りてきた。ゴールか?と思ったが、途中でリスタートしたそうで、やはりアンテナまでだった。3人はそのままリフライトに上がったが、てーちゃん以外はみんなぶっ飛んでしまった。(残念。でも、その意気込みが素晴らしいです)
ランディングするまっきー
現像してると、20分台後半から20分台前半のタイムなど、景気の良い話があちこちで聞こえます。そのうちに20分と言う凄いタイムまで・・・。(絶句)
パーティーで・・・
夜は恒例のパーティー。今回はバーベキューパーティーでした。Pikaichiは家族で参加してたので、パーティーはそこそこに、ホテルで予約してあったディナーバイキングに行きました。(19時30分まではパーティーに参加してましたけど)
バーベキューだ!!
てーちゃんとさっちゃんと半谷さん
パーティーで、上の写真(綺麗どころと半谷さん)を撮った時に、半谷さんに「今日は先走りすぎちゃいましたよー。」と言ってたら、「いや、あれで良いんだよ。最初にゴールしたんでしょ?それに、その後条件が良くなったのはしょうがないじゃないですか」と慰めて?頂きました。半谷さん、ありがとうございます。
2日目は雨で不成立
2日目は、朝から曇天。そのうちに小雨模様。絶対キャンセルだ。残念・・・。この日はみんなでビンゴゲームをやってから表彰式に移りました。優勝は白馬乗鞍をホームとする岩沢選手。五竜に続き今年2勝目。1000点2つ並べられてしまったな。岩沢君、おめでとう!!白乗では、あんまり飛ばさずゆっくり飛んでね!!(爆)
2位は獅子吼の松本線手。そして陳選手の2名。4位で女子優勝は地元JAM勝の女王さっちゃんこと畠中さちよ選手でした。さすがでした。見事です。
Team-Cでは、佐藤さんが9位と健闘、Pikaichiは17位でした。まっきー、広野さんは結果は振るいませんでしたが、勝負への前向きな姿は素晴らしかったですよ。次回に期待ですね。
入賞者の面々
今回は、どうも結果には結びつかなかったですが、Pikaichiなりには自分らしさが出た飛びが出来たと思っています。次回は白馬乗鞍です。今のところ、エントリー大会は全て成立してます。立山Team-Cは、まだまだ頑張りますよーーー!!
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