Team-Cの「新・大会日記」 −五竜F1編ー |
2001/06/05UpDate
しばらく「開店休業」状態だった、この「大会日記」も、装いを新たに「新・大会日記」としてスタートします。Team-Cも新メンバーが加わり、またまた楽しいリポートが出来そうです。今回は、6月2日・3日に開催された「パラトピア五竜F1」の模様をリポートします。
6月2日(土)
今回は、久々のチームでの大会参加。Pikaichiも楽しみでうきうき気分。待ち合わせは定番の滑川ICに5時30分。
今回のメンバーは、Pikaichi、佐藤さん、広野さん、塚本さん(もっち)、塚本さん(由起ちゃん)、塩岡さん(貴ちゃん)、山岸さん(まっきー)、の7名が選手。そして、自らサポートを買って出てくれた高井さん(だんな)の計8名。天気も良さそうだし、気分上々で一路五竜へ!!
朝5時30分、滑川ICにて・・・
五竜には7時30分頃到着。受付は8時からなので、LDや近場のパイロンの確認を先に済ませた。この時、CやFを地上から確認しておいたので良かった。五竜の大会(F1)ではこの2つのパイロンは外せないものらしいし、タスクを組む上でも距離を稼ぐ上でも必要だろうなぁ。
受付をしてから開会式が始まり、F1らしいムードが漂う。ただ、今日は西風が強くて競技が出来ないどころか、飛べないかもしれないらしい。天気はいいのに残念だ。何とか2本したいのに・・・。
ウェイティング時、各地の選手と挨拶を交わす。関パラのてーちゃんも来てる。でも、Team-Cの中で一番の有名人はやっぱり広野さん。あちこちの選手から声がかかる。(さすがぁー、広野さん)
そうこうしてる内に、飛べる状況になり競技も出来るかもしれないとのことで、テイクオフに上がる事になった。テイクオフでは、既に先に上がった選手が機体を広げている。この風景は、立山や五竜のスキー場エリアならでは。立山の我々は、見なれたムードの中、最上段に機体を並べる事にした。
テイクオフとタスクボード
ブリーフィングが始まりタスクも決まる。タスクは
TO-B(スタート)-E-B-LD-B-F-B-C-LD(ゴール)
の11.1Kmのスピードラン。今日のコンディションを考えると、結構厳しいタスク。ましてや、Pikaichiは五竜が初めてだし、F1デビューの女の子も居るし、結構厳しいかな?11時30分にゲートが開き、選手が続々テイクオフ。しかし、思うように上がらない状況を見て、半分位の選手が出た後はしばしの様子見モード。風も北が強くなって来てる様子。
広野、Pikaichi、佐藤が出てしばらくすると、上空では小雨が降り出す。挙句にはランディングが北の強風との無線が入り、競技キャンセルのコール。みんなでランディングに向かうが、進まないし落ちないし、みんなもなかなか降りないしで、ただただ空中に漂っておりました・・・。テイクオフ寸前だったまっきーや貴ちゃんも、この無線を聞いて中止。出てたらこの前と同じ状況だったからと、経験が生かされた様です。(事前のフライトツアーで強風体験をしたそうです・・・)
強風にホバる選手達
全員無事に降り、帰着してから昼ご飯を済ませてからテント設営にキャンプサイトへ。今回は、以前レディースカップで使ったことのある岩岳のキャンプサイト。広瀬さんからお借りしたテントと、Pikaichi所有のおなじみチームテントを設営。寝床を確保したので、後は風呂に入ってパーティーに行くだけ。風呂も目の前に「岩岳の湯」があって便利。
くつろぐ貴ちゃん
17時からはエスカルプラザでパーティー。続々と選手が集まってくる。食べ物もたくさん用意してあって、豪華なパーティーでしたよ。パーティーでは、たらふく食って飲んで、ゲームもやって楽しみました。ゲームでは、テーブルを御一緒した埼玉の堂平のフライヤー村田さんと由起ちゃんが見事にペア成立。賞品争奪ジャンケンも、由起パワー炸裂!!賞品ゲットォー!!でした。Pikaichiと広野さんは、ペアを探しても見当たらず、二人して「今日、運を使ってどうする!!」とスネてました。(笑)
パーティーにて(左) 賞品ゲットの村田さんと由起ちゃん(右)
その後、F1総帥の哲ちゃんが、「FLYAIR」の行商に訪れましたが、「私達はみんな買ってます。読んでます。安心して下さい!!」とお断り・・・。(笑)
まっきーも必死に断ってました。
営業を断る?まっきーと押しの強い哲ちゃん
パーティー後は、軽くキャンプサイトで飲んで喋って、朝が早かったので22時にはみんな就寝。おやすみなさいzzzzz・・・。
夜のキャンプサイト
6月3日(日)
朝からカラスの騒ぎで目覚める。5時でした。ボチボチと準備を始め、朝食をとってからテントの撤収。みんなでやると早いなぁ。
準備に余念がない・・・
今日は快晴。絶対に競技が出来る。良いコンディションになること間違いなし!!エリア到着後、すぐにテレキャビン乗り場にザックを並べて戦闘モードに突入。受付を済ませてテイクオフに移動。今日は昨日よりも前に機体を並べる。中盤くらいにはテイクオフ出きるポジションだ。これくらいが丁度いいだろう。佐藤さんは結構前にセットしてるが・・・。
テイクオフにて(左) タスクボード(右)
9時30分よりブリーフィング。タスクは
TO-B(スタート)-E-F-B-E-F-A-C-B-LD(ゴール)
の16.5Kmのスピードラン。ゲートオープン10時。スタート前のミーティングを済ませ、みんなには楽しむことを強調する。でも、みなそれぞれに作戦や目標を立ててフライトに望んだことは言うまでもないが。
テイクオフ前のガーグルといいもり付近の渋滞
立山勢ではトップで佐藤さんがテイクオフ。その後、広野さん、もっち、まっきーと続き、Pikaichi、貴ちゃん、由起ちゃんの順でテイクオフ。時間とともに条件も好転すると言う読みは外れ、意外にもなかなか上げられないサバイバルコンディションになる。斜面はリッジも効いており、降りることはなかったそうだが、全体的には厳しい状況だった。その中で、このコンディションに見きりをつけた佐藤さんは、低く走ることを決断し、リスタート後にそれを実行。かなり厳しい局面もあったものの、1時間32分でゴール。
青木湖を望む・・・
Pikaichiは、低くうごめく他の選手に恐れをなし、とにかく高い位置をキープして絶対に降らない作戦に変更。タイムを狙うことは断念し、結局は1時間56分と言う長い闘いでゴール。
広野さんは、新鋭機NOMADに慣熟するため、スタートを11時30分としてタスクをこなすものの、やはり上げ難い状況に苦戦。更には、スタートを遅らせたため、ゴールクローズ時間との闘いともなり、結局はCを取ってLD。
レディース陣では、貴ちゃんがCを取ってLDと大健闘するも、カメラがパノラマになっており、途中のパイロンが写ってないと言う痛いトラブル。(残念)
もっちもカメラトラブル。由起ちゃん、まっきーはそれぞれにタスクをこなすが、ほぼミニマム距離でLDへ。
結果、佐藤さん5位とTeam-Cでは最高位。Pikaichi12位、広野さん24位、貴ちゃん48位、由起ちゃん52位、まっきー58位、もっち67位でした。
しかし、みんな結果には表れない良い飛びと経験をしたようです。この結果は、必ず次に結びつくよ!!頑張って、そして楽しんで行こう!!
みんなで・・・
最後に、F1フラッグ前で記念撮影。哲ちゃん、ありがとう。次回は獅子吼に参戦だ。獅子吼でも大いに楽しもう!!
Copyright (C) 1998-2001 Pikaichi.All Rights Reserved