Team-Cの「新・大会日記」 −F1-FINAL in Asagiri編ー |
2001/11/13UpDate
2001年のF1リーグも最終戦になってしまいました。今年は、新生Team-Cとしてこの長いリーグを戦ってきました。最後のF1-FINAL in Asagiri編です・・・。
4月のCOOから始まった2001年F1リーグもいよいよ朝霧での最終戦。みなそれぞれに今年の目標を持って挑んだためか、お祭りムードもあるものの、それなりに意気込みが感じられました。かく言うPikaichiも1000点を2つ持っての参加だったので、優勝すれば総合優勝もと言う大きな目標に手が届きそうな状況の中、緊張しながらのファイナルを
迎えることになりました。今回参加のメンバーは
Pikaichi(今年7戦目)、まっきー(今年6戦目)、貴ちゃん(今年5戦目)、もっち(今年4戦目)、由起ちゃん(今年4戦目)、F0参加の知ちゃん、獅子吼からは府玻さんと小森さちよちゃんの計8名。
午後9時に富山を出発し、朝霧ロッジに到着したのが午前1時40分頃だったでしょうか。初日の天気は正直なところ絶望的なので、みんなゆっくり休みました。(と言っても、Pikaichi、もっち、府玻さんの3名は、床につかずに午前4時頃まで喋っていたんだけどね・・・)
11月10日(初日)
朝から雨模様。寒い。朝食をとって会場へ向かう。噂のでっかいシャンパンが表彰台の上に置いてある。重さは7.5Kgあるそうだ。これを振りまわせたらいいなぁと思いながら受付。FINALでは、選手は写真付きの選手証を身に付けるがこの写真がみんな趣向を凝らしていて面白い。Pikaichiのは媚びすぎって写真で目立ってました。けっこう受けてましたよ・・・。(笑)
開会式では今回のゲスト、ロドリゲス兄弟も紹介されたが、あいにくの天気なのでアクロを見られるのは明日になりそう。残念。その後はテイクオフ下見ツアーに行き、テイクオフからパイロンを確認して明日に備えました。
ゲームも楽し・・・
午後からは、F1、F0の選手をグリーンパークの体育館に集めてのゲーム大会。選手はハーネスとヘルメットを着用しての5人1組での縄跳びと綱引き。縄跳びはゼッケン順にチームが組まれ、Pikaichiはシードチームになりました。しかし、初戦敗退・・・。縄跳びでは、もっちのチームと知ちゃんのチームがかなり頑張っていて、知ちゃんチームは決勝?まで進み、かなり辛そうでした。(笑)
その後は、Pikaichi、もっち、知ちゃん、由起ちゃん、関パラのちゃいなさんの5名で組んだ「立山仲良しチーム」で綱引きに参戦。しかし、女子2名を含め、男子もみんな計量なので、敢え無く初戦敗退。しかし、敗者復活では、みんなのパワーが集中したのか物凄い勢いで綱を引き寄せて1勝をモノにしました。でも、もう疲れまくってマジでグロッキー・・・。ゲームでそんなに張りきってどうするんだって感じでしたが、体育館が寒くてしょうがないので、なんかしてないと辛いのですよ。でも、その後の筋肉痛も凄かったけど・・・。
綱引きでマジになってしまった・・・
ゲーム会場で・・・
パーティーも盛り上がったよ
夜は恒例のパーティー。去年は寒い中、殆ど外と変わらない場所でやったそうですが、今年はちゃんとした室内でのパーティー。みんなでワイワイ言いながら楽しみました。また、今年の各ステージの優勝者も紹介され、Pikaichiは明日への意気込みで、「打倒!薬師寺しかない!!」と豪語してました。(また言っちゃったよぉーー)
まぁ、今年はこのキャラクターがF1では定着したんじゃないでしょうか?こんなヤツもいてもいいでしょ?(みなさん)
宿に帰ってからも、ワイワイ騒いでいたんだけど、さすがに昨日はあまり寝てないのでみんな10時30分くらいには床につきました。おやすみなさい・・・。
パーティーで・・・哲ちゃんと実行委員長西ケ谷さん
11月11日(2日目)
朝から快晴。でも、ちょっと風が強くなるかもしれない感じ。レースは出来ると思うけど朝から緊張感がどんどん増幅してくるのを抑えこんでエリアへ向かう。
受付を済ませると、ロドリゲス兄弟のアクロが始まると言うのでデジカメを持って待機。そして、アクロが始まった。目の前で見る演技は素晴らしいの一言で、思わず絶叫。凄い。良いもん見たなぁって感じ。テイクオフに移動してからも、もう1本飛ぶと言うので今度は上からアクロを見学。今度は2人でのシンクロだった。これも凄かった。
ロドリゲス兄弟のアクロバットは凄かった・・・
予想外のタスク
9時45分からブリーフィングが始まった。発表されたタスクは
TO-I(赤屋根・DP)-G(墓)-I-B(反射板)-I-F(もちや)-MLD(GOAL)
の10.6Kmのスピードラン。テイクオフを含む三角パイロンを予想していただけに正直意外な思いでした。かなり難しいタスク。チームのみんなにも、このタスクは難しいからと注意をして予めシードゲートで準備しておいたのでゲートに向かう。
準備中のもっちと由起ちゃん
今回のテイクオフゲートはA、B、Cの3箇所で、AはF1、f2それぞれの10位までの選手が使うシードゲート。その他の選手は他の2箇所を使い、受付で引いたクジの番号によって優先権が与えられた。シードもクジを引いて、その中でも優先権が生きる。Pikaichiは91番を引いてしまったが、まぁ、シードゲートだからいいかな。
テイクオフはシードゲートで5番目。Pikaichiの前に優先権を使って割り込んだのは陳さんだけで、他の選手はPikaichiの後に並んでくれた。ありがとね。
難しかったよ・・・
精神的な弱さか・・・
テイクオフして程なくサーマルをヒットし、西富士に向かって移動。そして上げる。ここで1700mまで上げてそのままスタートを切りに向かう。鉄塔山の方にも選手が移動しているが、多分あの尾根を使って移動する作戦だろうと思う。しかし、Pikaichiは雲もあったのでそのまま行く事にした。西富士付近では、ロドリゲス兄弟がこんなところでもアクロをやっていた。凄い人達だ。
富士山は綺麗でした・・・
スタートパイロンは10時37分にとって墓に向かおうとしたが、どうも勇気がなくてそのままテイクオフ上空に戻ってしまった。この判断から全てがおかしくなったようだ。西富士で上げ直し、これじゃ時間がかかりすぎると思ってリスタートを決意。10時56分に再度スタートして墓まで進み、テイクオフ上空に到達。それでも楽に上げられる高さではないので、結構不安になる。少しもたつく間に一旦下がってしまい、テイクオフ近辺をウロウロしてると貴ちゃんに出会う。「ガンバレー!!」と声をかけて手も振ったが気づかなかったみたい。(ちょっと悲しい・・・)
その後、再び西富士で何とか上げて、またも赤屋根にダイレクトルート。赤屋根をとって反射板に向かうも帰れないかもしれないとビビッてしまい、。途中でテイクオフに戻る。そのタイミングが最悪で、テイクオフでは一旦あのガーグルに飲まれてしまった。かなりイライラしながらあちこちを探りまくり、何とかサーマルを引っ掛けて後ろへ流す。
そこで今度はまっきーに出会い、一緒に西富士ランチャーに向かって突っ込む。まっきーは途中のサーマルを丁寧に拾って上げていった。Pikaichiは突っ込むもののサーマルがなくて、まっきーサーマルの下に入って尾根に向かって流す。上空には薬師寺くんが上げていた。このサーマルを使ってようやく上げなおし、薬師寺くんが先に反射板に向かったのでそれを追って走りました。反射板をとってテイクオフ戻るともう上空は雲が張ってしまい、渋いの一言。一旦復活しかけたけど、結局はそのままみんな引きずられるようにランディングしてしまいました。
F0ターゲットのともちゃん(左)とさっちゃん(右)
来年こそは・・・
結局、Pikaichiはゴールすら出来ずに降ってしまい、今シーズンを終了。打倒薬師寺は果たすことが出来ませんでしたが、代わりに岩沢くんが果たしてくれました。
このタスクのPikaichiの順位は11位。年間総合では6位となってしまい、ちょっと悔しい気持ちでしたが、何故か不思議とサバサバしてました。ホントに「終わったぁ・・・」って感じで充実した気持ちでした。最後の表彰式では、終始傍観者でしかなかったのは勿論残念ですが、来年の目標が出来たし、自分の弱さや得手不得手が確認出来たシーズンでした。これを糧に来年も頑張りたいと思います。
今現在、手元にリザルトがないので、チームのみんなの成績はわかりませんが、みんなそれぞれ頑張って飛んでました。今年1年は、みんなにとってとても収穫の多い1年になったのではないでしょうか?そして、シーズン最初から見たら、とっても成長したと思います。目標を持って飛ぶことは、時には辛いこともあるかもしれないけど、それも楽しみの一つだと思って、来年も一緒に頑張ろうね!!
F1ってホントに楽しいですね。こんな楽しい大会があるのは素晴らしいですよ。来年は、Team-Cからも新しいメンバーが参戦すると思うし、選手のみなさん、またどこかで会ったら仲良くして下さいね。
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