Team-Cの大会日記・1999 |
1999/12/08UpDate
このページは、Team-Cが参加した大会の模様を、あくまでも私達の”主観”でお伝えいたします。なお、記載されているあらゆる事項について一切の責任は持ちませんので、予めご了承ください。
今回は、Team-Cの1999年シーズンを振り返り、Pikaichiの私見を交えて(殆どが私見)総括してみたいと思います。
今年の大会は、地元である立山らいちょうバレーカップ第1戦からスタートしました。全日程4日間の内、初日の1本しか成立しませんでしたが、Pikaichiを始めとして、高林小百合さん、佐藤裕さんの3名がエントリーし、30Km級タスクを全員がゴールすると言う幸先の良いスタートとなりました。(ただし、高林さんは写真ミスのためゴールが認められなかったのが悔やまれたが・・・)日頃からゴールすることを最大の目標として掲げてきただけに、念願のジャパンリーグ公式戦でのゴールを果たしたことで、各自が1ランク上へ向けての課題にチャレンジする年になったと思います。
尾神のプレ日選においても、この3名が20Km級タスクを1本ずつゴールを決め、レースにおける確実性を増してきたことがうかがえると思います。(でも、ここでも写真ミスがありましたが)
獅子吼はPikaichiだけがエントリーし、初日の20Km級、3日目の40Km級をゴールするなどこれまででは考えられないほどの安定性が見え始めてきました。ただ、2日目には、いつもの焦りからか、無理な攻めのツケを払わされて山沈すると言う反省もありましたが。
尾神における日本選手権には、Pikaichi、佐藤さんの2名が参加し、なかなか成立しない鬱憤を晴らすように、最終日の30Km級を共にゴールで決め、確実に実力がついてきたことを実感できました。個人的には、一番最初に降ってしまい、リフライトしてしまったと言う大きな反省が残りましたが、まずまずのレースであったと思っています。
Pikaichiの個人的な課題は、「普通に飛ぶ」ことができないと言うことであり、メンタル面での自分自身のコントロールが最も重要なことでしたが、ポカをしたタスクもあったものの、参加タスク7本中5本をゴールできたと言うのは、自分なりに納得の行く結果であると思っています。
ただ、残念なこともありました。尾神でのプレ日選において、高林さんがゴール後のランディングでクラッシュし負傷したことです。今まで怪我とは無縁だった私達にとって、改めて安全に対する意識を常に持ちつづけ、それを実践できる知識と技術が必要であると認識しました。
今年のTeam-Cを振り返ると、大会自体の結果はもとより、フライトに対する意識は勿論のこと、それを実践する知識や技術、探求心と向上心を常に持ち、そしてフライトを「楽しむ」余裕すら生まれ、非常に充実した1年であったと思います。レースですから、順位や勝敗などの結果は必ずついてまわりますが、それに拘らず、自分のフライトスタイルを確立する重要な年だったように思います。そう言った意味では、佐藤さんや高林さんの来年以降の活躍が期待されるところです。
地元立山でも、私達の飛びを見てかどうかはわかりませんが、新たにコンペに参加しようと言う意気込みのある方々が少しづつではありますが増えて来ているように思います。そう言う意味では、エリアの活性化に微力ではありますが貢献できたのではないかと思っています。
良いことばかりを書きましたが、最後は私自身の今後のことを少し書かせて頂きます。今年のジャパンリーグの年間ランキングがほぼ確定しました。私の順位は60位でした。シーズン当初から、目標順位を50位として活動してきましたが、その目標に届かなかったと言う現実を直視し、自分自身の努力がまだまだ足りないのだと認識しています。目標自体が妥当であったかどうかはさて置き、宣言通りに来年よりコンペ活動をしばらく休止し自分自身の課題克服に向けたフライトスタイルに修正して行きたいと思います。結果が全てではありませんし、楽しむコンペもあっていいと思いますが、約束は約束です。大会を離れてみて、大会に出て良い成績を上げるためのフライトではなく、普段の楽しむためのフライトから、新たな課題を発見し、大会のフライトへ生かせるものがあればフィードバックすると言うことを心がけて、来年以降は活動したいと思います。そして、自分自身が納得できた時に、改めて大会に出てみたいと思っています。
大会日記は今年で終わりではありません。私が出なくても、他のメンバーが頑張ってくれると思いますし、大会の側面からのリポートもお届けできると思います。来年も大会日記をよろしくお願いいたします。
なし。