Team-Cの大会日記・1999

1999/06/05UpDate


このページは、Team-Cが参加した大会の模様を、あくまでも私達の”主観”でお伝えいたします。なお、記載されているあらゆる事項について一切の責任は持ちませんので、予めご了承ください。

(今回は諸事情により写真がありません。ごめんなさい)


・尾神岳日本選手権プレ大会編・

5月29日(土)

 我々Team-CのJリーグ第2戦目は、毎年の恒例になった感がある新潟は吉川町の尾神での大会である。今年の日本選手権は尾神ということなので、今回は日本選手権プレ大会と言うことで100名余りの選手がエントリーしていた。と言っても、尾神の大会は選手の待遇やエントリーフィー等の面からも人気が高く、毎回100名近くの選手が参加しているんだけどね。

 いつもの様に滑川ICに集合し尾神に向けて出発したが、ここでアクシデント発生!何と財布を車に忘れたと言い出す輩が。でも、もう高速のランプに入ってしまってもうすぐ本線に合流するって言う所まで来ている。「どうしよう?」ってことになって、意を決して再び今来たランプをバックで逆走。(すみません。道路公団関係者ならびに警察の方。もう二度としないし、したくもありません!!m(_ _)m)慌てて走ってきた道路公団のおじさんに事情を説明して、何とか事無きを得た。

 現地に到着したのは8時を少し回った頃。受付を済ませてテイクオフにザックを置きに行くと、なんと大量のザックが既に並べてあった。さすがみなさん行動が早い。(参りました)遅れ馳せながら私達もザックを並べて開会式へ。そして再びテイクオフへと戻ってきた。今回は、Pikaichi、小百合姫、佐藤さんと前回の立山と同じ顔ぶれだが、佐藤さんは尾神が初めてなので、パイロンの位置やエリアの特徴なんかを簡単にレクチャーし、健闘を誓い合った。

 初日は良い天気なのだが高層雲が張っている。天気予報では今日・明日ともに晴れなので、徐々に良くなってくるのだろうが、今の状況では渋そうな感じだった。そんな状況も踏まえてか、タスクは22.1Kmのスピードランと発表された。タスクはテイクオフ後、D(牛舎)−G(メインランディング)−B(尾神岳山頂)−D−G−B−C(黒岩小学校)−G−C−G。10時50分にゲートがオープンされ、トップ選手(シード)らが続々とスタート。今回はゲートオープン時刻が比較的早い時間だったので、少々遅れても大丈夫なので無理に並ばず後ろで観察。シード選手が出た後のゲートにすかさず並び、さっさとテイクオフ。さすがに100機が飛んでいると空域は大混雑。辺りは悲鳴?や怒号が飛び交い、おちおちセンタリングも出来ない。しかし、そんなことを言っていては上げられないので、良いリフトを見つけたら小さい旋回で他機よりも内側で回して先に上げさせてもらう。最初の牛舎は比較的楽に撮ることが出来、そのままG付近までダイレクトに移動、先にサーマルで回している中に入って高度を稼ぎ、Gを撮って尾神岳山頂へ移動する。しかし、2週目あたりでやや渋くなり、なかなか牛舎に走れない。15分以上スタックしてようやく沖のサーマルにヒット、そのまま牛舎をとって2週目をこなす。この日はよく佐藤さんと絡み、いつも高い所を飛んでいる佐藤さんを見て「いいなー」・・・。でも、何故か走るのはPikaichiが先なんだけどね。この後、ちょこちょこスタックしたPikaichiは、C−Gは楽勝だったものの、最終パイロンのCを撮った後であわやツリーランか?と思うほど低くなった。「去年と同じパターンか?」とあせったが、なんとかラッキーサーマルに乗れたおかげて尾神で初ゴール。(やったー!!(^○^)/)既に佐藤さんもゴールしてて二人で喜び合った。姫はゴール手前数百メートルの所で残念ながら降りてしまい、ゴールならず。(残念!!)

 この日はこの後キャンプの為、わざわざサポートとして同行してくれた高井さんと共にテントの設営。今回も、伊澤君、小森君らと行動を共にすることになっていたので、彼らが来るのを待つ。キャンプメンバーは我々4名と伊澤、小森、東野、玉井、中川の9名。(敬称略)みんなでお風呂に行って、ついでに食事もして、帰ってからは酒盛り。(ちょっと寒かったけど)酒のつまみは伊澤君がまたまたフライパンで調理してくれた。(いつもありがとー!!)でも、寒さに負けて、いい加減にみんな寝る。zzzzz。

5月30日(日)

 朝5時過ぎに起床。Pikaichi、姫の順で起きてきて、ザックをテイクオフへ置きに行く為に佐藤さんを叩き起こす。(就寝中すみませんでした。)5時30分に行けば誰も居ないだろうと思って行ってみたら、既にザックが3つも置いてある。やはり、早い人は早いのだ。上には上が居るもんだ。その後続々と車が現われ、ザックを置いて行く。でも、先頭付近をしっかり確保した。

 今日は朝から快晴。しかし、風がやや強い。渋いと言う見解もあり、しばしTeam−Cミーティング。昨日ゴール出来なかった姫は、「今日は絶対ゴールする」と息巻いている。頑張って飛んでね。Pikaichiはとにかくみんなでゴールしたいと思ったので、確実に動く様に申し合わせた。(状況をよく見て動く)今日のタスクは20.8Kmのスピードラン。テイクオフ後にB(尾神岳山頂)−D(牛舎)−A(テイクオフ)−B−D−A−C(黒岩小学校)−D−A−C−G。今日はゲートの一番前なので、3番目にテイクオフ出来た。尾神岳山頂付近で上げてからスタートを切り、トップ集団に付いて行く。三角パイロンの1週目は非常に早いペースで回ることが出来た。が、2回目の牛舎へ行くための高度がとれず、かなり長い時間スタック。今日は昨日以上に条件の変化が激しく、渋くなるとその時間も長い。混雑した空域が徐々に上から下に下がるなんてこともしばしば。基本的に沖のサーマルが活発だった様で、前に走ってサーマルを当ててまた走ると言うパターンを使う。が、ここで再び渋い状況にぶち当たり、黒岩に走れない。尾神岳付近で粘っているが、一向に良くなる気配がない。先に黒岩小学校に走った機体が途中で上げているのを見て思わず走ってしまった。先の機体が上げている下に入り、何とかサーマルに乗れたものの、そこからパイロンまでのコース取りが悪かったのか、黒岩を撮ってリターンすると無茶苦茶低い。どうにもこうにも上げ返せない状態になってしまい、力尽きて降りてしまった。(情けない・・・)この日、佐藤さんはリフライトしたが、黒岩小学校の後の牛舎まで撮って精神的に疲れたのか、根性が続かなかったのか、そのままランディングしてしまったそうだ。姫はと言うと、持ち前の粘りと根性で見事ゴールを果たしたのだが、立山に続いてカメラトラブル(だと思うが)で途中のパイロンが写っておらず、またしても公式ゴールとはならなかった。この後もいろいろあって、姫にとってはツイてないと言うか散々と言うか、課題も残した大会であった。(今思えば、滑川ICで財布を忘れたことがケチの付き始めだったよーな気が・・・)

 結局、佐藤さんがTeam−C最高位の33位、Pikaichiは44位(後に修正があったようで、正式には45位とのこと)、姫は65位と言う結果。今年は佐藤さんがボナンザに乗って絶好調だ。このままの調子で今シーズンを突っ走るのか?一方、昨年絶好調だった姫はと言うと、この先気持ちを切り替え、ついでにカメラも買い換えて心機一転頑張って欲しい。Pikaichiはと言うと、いつも一緒か?(今年Jリーグランキングで50位以内に入れなければ、来年以降はJリーグエントリー禁止令が妻から言い渡されている。はっきし言ってちょっとヤバい状態になってきた。今の時点でも50位だし・・・。来年からはF1か?妻「えーっ!!それじゃぁ今と一緒じゃん!!」)

 そんな訳で、夏の立山に全てを賭けて戦うべく、今から準備に余念のないPikaichiでした。(ちゃんちゃん)


今後の大会日記予定(予定はあくまで予定です!!)

らいちょうバレーカップinサマー

スカイグランプリ獅子吼


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