TATEYAMA Point League GPS細則
2002年5月18日制定
2002年5月22日改定
2002年9月1日改定
2003年4月26日改定
2004年4月25日改定
2005年1月1日改定
HummingbirdPGC競技委員会
- この細則は、「TATEYAMA Point League」において、GPSを使用したタスク証明を可能にするに定める。
- GPSの利用にあたっては、以下の点に十分注意しなければならない。
- GPSの使用に十分に慣熟していること
- フライト中のGPSの操作にも、十分に慣熟していること
- あらかじめ必要な設定が行われていること
- フライトの安全を確保しながらGPSを利用すること
- フライトデータの管理は、選手自身で行うこと
- GPSの測地系は、“WGS84”に設定しなければならない。
- GPSのポジションフォーマットは、“UTM/UPS”に設定することが望ましい。
- Waypointは、指定されたLISTから選手自身がGPSに入力するか、競技委員会によるダウンロードサービスを利用して行うこと。この際、日本語版のGPSに関しては、一部のWaypoint名に制約がある。詳細は、WaypointLISTを参照すること。また、ダウンロードサービスを利用する者は、1回あたり¥300の手数料をスクールに支払うこと。
- フライトする前に、必ずトラックログをクリアにすること。
- GPS使用におけるセクターはFAIシリンダーセクターを採用する。シリンダーの大きさは、タスクの距離及びエリアのパイロン配置を考え半径100mのシリンダーとする。ただし、スタートセクターおよびゴールセクターに関しては、別に定める。また、スプリントレース(お絵かきスプリントレース含む)の場合は、競技規則の第18条に基づきシリンダー半径を設定する。
- スタートパイロンのスタートセクターは、半径100mのFAIシリンダーセクターを採用する。ただし、スプリントレース(お絵かきスプリントレース含む)は、競技規則の第18条に基づいたシリンダー半径をスタートパイロンにも適用する。選手のスタート時刻は、スタートセクター内から最後に出た時の時刻を採用する。リスタート等により再度スタートセクターに入った場合は、その時の最も遅い時刻をスタート時刻とする。ただし、ソフトウェアの仕様により、次のパイロンを通過後に、再度スタートセクターに入りリスタートしても、そのデータは反映されない。(図参照)
図-1
図中のTASKは、3-1-9-8-7-9-5を表しています
- ゴールセクターは、最終パイロンからゴールパイロンまでの直線を基軸とし、ゴールパイロンと基軸とが直角に交わるように片側200mの仮想ゴールラインを設定し、最終パイロンと反対側に半径200mの半円を作成しゴールセクターとする。ただし、スプリントレース(お絵かきスプリントレース含む)の場合は、競技規則の第18条に基づくシリンダー半径をゴールパイロンにも適用する。選手のゴールは、このゴールラインを通過した(またはゴールライン通過後の最初のポイント)時刻または最初にゴールセクターに入った時刻をゴール時刻と判定する。
- スタート時刻、ゴール時刻は秒単位まで計測する。
- タスクリポートには、必ずテイクオフ地点を記入すること。
- タスクリポート時に、GPSも同時に提出しトラックログをアップロードすること。また、この際に判定料¥300をスクールに支払うこと。
- 使用出来ないGPS機種が存在する場合があるが、これに関して競技委員会は一切感知しない。
- ガーミンの丸型コネクタタイプ及び角型コネクタタイプ、MLRに関してはPCとの接続ケーブルを用意しているが、これ以外の機種の場合は選手自身がケーブルを用意すること。
- この細則は、必要に応じて改定する。
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