岡本山エリアフライトツアーレポート

2001/03/10 UpDateReport:S.Shimizu

(Member

: 富田、福原、藤井、高松、井上、三島,永川,魚崎,清水)
2月9日(午後9時30分)  

 集合場所の高松自動車にツアーメンバーが集まり今回のフライトエリア(徳島県海南町 岡本山)に向かって出発する。今回めでたく入会資格年齢をみたしておられる?永川さん、魚崎さんが新メンバーとして加わり和気藹々と話しつつ北陸道に車を走らせる。

名神高速を走っているとパチンと音がした、何か小石でも当てられたのかな?っと思っていると今度はバッテリーの赤いワーニングランプが点灯、何か車にトラブルが起きているのかな!!。でも車は正常に走行している、まあいいっか!!そうこうしているとパチンと2度目の音が?さすがに心配になり大津のサービスエリアに緊急停車。自動車屋さんの高松さんに見てもらうと発電機のベルトが無残にも切れている?。ああ何てことだツアーしょぱなから縁起が悪い!!。(サービスエリアのGSの店員さんの話によると次のインターの京都東を降りて数百m先にデーラーがあるとのこと。)
取り敢えず京都東インターで高速を降り数百m先にある車のデーラーにむかう。すぐに見つかり車を止めるが現在午前1時ここで朝まで野宿と諦めていたら、何と斜め向かい24時間営業のサウナが在るではないか。ラッキー多少の出費はあるが全員でサウナにてお風呂に浸かり仮眠をとることができた。不幸中の幸いとはこういうことをいうのだろうか?。(日ごろの行いが大事なのだ!)

2月10日(午前9時)

 朝一番デーラーにて車の修理をしてもらう。1時間弱で修理も終わり一路徳島に向けて出発する。途中、神戸淡路鳴門道路を走り鳴門の渦巻きを見物するが時間帯が悪かったのか渦巻きの子供っぽいのしか見られずちょっと残念。四国に入り順調に車を走らせていると今まで晴れていた天気がだんだん曇り空に変わってきた。フライトエリアに近ずく頃にはフロントガラスに小雨が付き出し今日のフライトは天候的にも時間的にも諦めモード入る。

 午後3時半頃に岡本山エリアに到着、地元のフライヤーが待っておられ今日の状況を聞くと飛べたことは飛べたがウィンドシアーが強くあまり楽しいフライトではなかったとの事でした。(パラの神様は、私達に今日は飛んじゃだめと車にトラブルを起こさせたのかな?ありがたや!!)ランディングを確認後いつもの様に温泉に入り疲れをとり、民宿へとサア宴会モードへ突入だ?

 皆さん寝不足お疲れ気味の割にはお酒が進み話が弾む、少し酔いがまわりカラオケタイムになり強制的に美声を張り上げ楽しんでいただく?。(単なるシニアの慰労会となり,夜もふけて行きました。)

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2月11日

 朝目が覚めると何と真っ青な晴天ではないか。(どうもツアーサークルメンバーの中に強力な晴れ男がいる様だ、さて誰なんでしょう?。)9時半過ぎにランディングに行くと地元クラブの方が数人来ておられ朝の穏やかなフライトを勧められる。早速岡本山のテークオフに登る。テークオフは海部川に面した山の上にあり高度差約300mで河川敷のランディングが見下ろせ、機体が3機ぐらい広げられプレシャーの少ないテークオフです。

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 朝のうちは安定した北風が吹いており、立山ではあまり味わえないリッジソアリングを30分以上楽しむ事が出来ました。サーマルタイムが近ずきビッグフライトを期待しながら2本目のフライトへと向かう。(去年のツアーでも当地にフライトに来て長谷川さんが1000m以上ゲインし、又松田奥さんもミニクロスカントリーフライトを楽しまれ今回もサーマルフライトに期待が膨らむ。)

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 テークオフではフォローの南風が入ってきており、時々収まるの待ってテークオフを試みるがアゲンストの風が弱くメンバー各位スタチンと戦いながらテークオフしていく。(テークオフはまあ広いのだが立ち上げ斜面は緩やかでアゲンストがしっかり入っていないとテンションが掛かりずらく、フォロー風も絡んでいて皆さんスタチンウィルスに感染しました。)

 今年はサーマルの発生がいまいち弱く去年のようには浮きませんでしたが半数ぐらいのメンバーはサーマルを捕まえトップアウトでき太平洋を望みつつフライトする事ができました。(地元のフライヤーの話によると今年は気象の関係か、河川改修の関係かサーマルの発生状況が違っていてコンディションのよい日が少なくなったとのこと。)ともあれ全員が安全にフライトする事ができ満足できた1日でした。(さすが冬のフライト確率が高い岡本山エリア期待を裏切りませんでした!。)

2月11日 今朝は昨日と打って変わって曇り空。雨こそは降らないようですがフライト日和とはいえない天気模様だ。しかし今日は富山に朝から帰る日、皆さんあまり天気が気にならないようです。冬のツアーで丸1日飛ぶ事ができ、メンバーに欲求不満を残す事もなく徳島を後にしました。

『アンラッキーなおまけ』

 富山に帰るべく順調に北陸高速を走っていると松任あたりから車にゴトゴトと異音がしはじめ徐々に大きくなり、そのうち車体もぶれだした!。これはおかしいということで不動寺サービスエリアに停車して調べてみると、ナッナンと左後輪のナットが緩んでいてボルトが磨耗しかつ、穴が広がっておりこのまま走っていたらタイヤが吹っ飛んでいたかも!。こわ?!ボルトが馬鹿になっていて締めなおすこともできず万事休す状態だが、まだ少し走れそうなのでやわやわと小矢部インターまで走らせたが、限界に達しインター駐車場に車を預け迎えの車をよこしてもらいなんとか富山に戻る事ができました。

皆さん遠出をするときは車のメンテもお忘れなく。


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